
木へんに京(椋)?なんて読むの?
木へんに京と書いて「椋」という字は、どこかで見たことがあるけど、意外と読めなかったりしますよね。
漢字は音読みや訓読み、それに真名前だと全然違う読み方になるので、余計にややこしかったりします。
今回は、木へんに京「椋」の読み方や意味・成り立ち、椋が使われる単語や名前についてまとめました。
木へんに京(椋)を会話で使うことは少ないかも知れませんが、名前にも使われる漢字なので間違えないためにも、一緒にチェックしていきましょう!
木へんに京「椋」の読み方とは?

木へんに京と書いて「椋」は何て読む?
まずは、木へんに京「椋」の概要を紹介していきます。
漢字 | 椋 |
部首:偏(へん) | 木(きへん) |
部首:旁(つくり) | 京(きょう) |
音読み | リョウ |
訓読み | むく |
人名読み・名乗り | くら |
つまり、木へんに京と書く「椋」という漢字の読み方は、「リョウ、むく」と覚えれば大丈夫です。
追加で人名に使われる際に「椋(くら)」という読み方もある事を押さえておけば、名前を間違えないですみますよ!
といっても、日本では「椋=むく」という読み方で使われることが多いので、「木へんに京は(むく)って読む」でも良いですね。
なので、その疑問を解決するために「椋」の意味や成り立ちを一緒にチェックしていきましょう!
椋の漢字の意味と成り立ち
椋の意味は、「むくの木(樹木)」や「むく鳥(鳥類)」を表す漢字です。
これは椋鳥・椋鳥と淡輪として使われることがありますが、略語として「椋」単体で使われることもあります。
なので、人名以外で使われるときは「椋(一文字でむくのきのと読む)、椋(むくの略語)」って感じです。
では、椋という漢字はなぜ「木へんに京」になったのか?成り立ちを一緒に見ていきましょう。
成り立ち
椋の漢字の成り立ちは、
- 木=大地を覆う木の象形文字
- 京=高い丘の上に建つ家の象形文字「みやこ、大きい」などの意味
を組み合わせた会意兼形音声文字となります。
ちなみに、会意兼形音声文字とは「会意文字でもあり、形音声文字でもある漢字」です。
形声文字(けいせいもじ)
形声文字とは、「意味を表す部分」と「発音を表す部分」を組み合わせてできた漢字のことです。
会意文字(かいいもじ)
会意文字とは二つ以上の漢字を組み合わせて、もとの漢字とは別の意味を表した漢字です。
椋が入った名前や熟語
椋が名前に使われているのは苗字が多く、下の名前にはあまり使われない印象です。
苗字の例を紹介すると、
- 小椋(おぐら、こむく)
- 椋本(むくもと、くらもと)
- 椋木(むくのき、むくぎ、くらき)
- 高椋(たかむく、たかくら)
- 椋田(むくだ、むくた)
- 椋野(むくの)
- 椋(むく、むくのき)
- 椋橋(くらはし、むくはし)
- 椋代(むくだい)
- 椋梨(むくなし、くなし)
などが日本にある「椋」という字が入った苗字となっています。
では、椋という漢字を使った単語を見ていきましょう!
椋鳥(むくどり)
椋鳥とは、約24cmのムクドリ科の鳥の名前。
大群をつくり、見た目は嘴(くちばし)と脚がくちばしと脚が橙黄色(とうこうしょく)を持ち、顔部分には白斑などの特徴があります。
ちなみに、鳴き声は「リャーリャー」と鳴くそうです。
椋鳥に「椋」の漢字が使われるようになったのは、椋鳥が椋の実を好んで食べることから、「椋」の字を使うようになった説があります。
また、椋鳥はスズメ目ムクドリ科の鳥の総称の意味にも使われるので、1つの種類にも総称にも使われるというわけですね。
椋木(むくのき)
椋木とは、山地に生えるニレ科の落葉高木で、成長すると高さ20m程になる樹木のことを指します。
椋榎(むくえのき)
椋榎とは、先ほど紹介したムクノキの別名の意味で使われている単語です。
別名がついた理由は、榎(えのき)という樹木に見た目が似ているため椋榎(むくえのき)とも呼ばれるようになりました。
まとめ:木へんに京の読み方
では、さっそく今回の内容をまとめていきます。
- 音読み:リョウ
- 訓読み:むく
- 人名読み・名乗り:くら
- 漢字が持つ意味:椋の木、椋鳥を意味する
今回は、「木へんに京」と書いて何て読むの?どういう意味?などをテーマに紹介してきました。
椋という字は、ムクドリやムクノキという名前で、何度か見かけたことがあるのではないでしょうか。
苗字でも見かける漢字なので、名前を間違えないようにするには、「椋本(むくもと)ですか?椋本(くらもと)ですか?」と確認すると良いかもしれませんね。
当サイトでは、部首の組み合わせと読み方について、様々な漢字を紹介しているので、気になった漢字はチェックしてみてください!