木へんに母の読み方!「栂」の3つの音読み訓読みを今すぐチェック

木偏(きへん)
ブッシュー
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木へんに母(栂)の読み方が分からない!

あまり見かけない漢字だと読めなかったり、意味が分からなかったりします。

それに漢字って、音読みや訓読みの2つの読み方があるので、その辺りも気になるところです。

今回は、木へんに母「栂」の読み方や意味・成り立ち、栂が使われる単語や名前についてまとめました。

木へんに母(栂)を会話で使うことは少ないかも知れませんが、名前にも使われる漢字なので間違えないためにも、一緒にチェックしていきましょう!

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木へんに母「栂」の読み方とは?

木へんに母と書いて「栂」

木へんに母と書いて「栂」は何て読む?

では、さっそく「栂」の読み方を含めた基本的な情報を見ていきましょう。

漢字
部首:偏(へん) 木(きへん)
部首:旁(つくり) 母(はは)
音読み バイ
訓読み つが、とが

つまり、木へんに母と書く「栂」という漢字の読み方は、「とが、つが」と覚えておけば大丈夫です。

ブッシュー
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アレ?バイって読み方は?

それは、日本国内で「栂」を扱う場合は、国字(日本独自の漢字の事)として使うので「バイ」とは読まないようです。

バイの読み方は梅=栂

「栂」にバイという読み方があるのは、栂という字が梅と同じ意味・読みを持った異体字だからです。

※異体字とは、異なる字でも同じ意味と読みを持った漢字を指す。

というわけなので、基本的に栂を埋めと同じ意味で使う事がないので、「つが、とが」の読み方だけOKと言ったわけです。

 

では、次は「栂」の持つ意味と成り立ちなどについて一緒に見ていきましょう!

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「栂」の漢字の意味と成り立ち

栂という漢字が持つ意味は、マツ科の常緑高木を指す意味で使われる事が多いです。

この「ツガ」という名前の由来は、細かな葉が次々と開いていく様子から、継ぐ→ツガへ変化して命名されました。

また、別名の「トガ」に関しては、かつては咎人を磔にすることに用いられた事が元になったという、めっちゃくちゃ怖い由来があったりします。

成り立ち

榎の漢字の成り立ちは、

  • 木=大地を覆う木の象形文字
  • 母=「女」の字の胸場所に乳房を意味する点を2つ加えた象形文字

を組み合わせて成り立っている漢字。

 

ブッシュー
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へぇ、2つの象形文字意味はちょっと意外!

こうやって見ると、それぞれの漢字の意味からすると、栂の意味としては意外かもしれないですね。

次は、栂という字が入った名前や熟語があるのか?一緒に見ていきましょう!

栂の入った熟語や名前は?

栂は苗字として人名にも、人数は少ないようですが使われています。

人名の例を紹介すると、

  • 栂野(とがの、つがの)
  • 栂(とが、つが)
  • 栂尾(とがお)
  • 栂井(とがい)
  • 栂瀬(とがせ)
  • 栂村(つがむら、とがむら)
  • 栂崎(とがさき)

などが栂という漢字が入った、調べた範囲でわかる苗字です。

この7つの苗字は、全国的にも少ない名前で、多くても数百人程度だと言われているんです。

なので、人生の中で出会えたら結構ラッキーなのかも知れませんね。

単語や熟語の使用例

栂尾(とがのお)

栂尾とは、京都市右京区梅ケ畑栂尾町周辺の地名を指します。(栂尾山高山寺の周辺の地名)

また、「紅葉の名所三尾」とも言われており、高尾、槙尾、栂尾の1つだったりします。

栂桜(つがざくら)

栂桜とは、高さ10〜15cm程度のツツジ科の常緑小低木で、中部地方以北の高山に生えている植物を指します。

特徴は、7月ごろに釣鐘状(つりがねじょう)の淡紅色で花を咲かせることです。

栂椹(とがさわら)

栂椹とは、本州や四国に自生するマツ科の常緑大高木の事です。

米栂(こめつが)

米栂とは、マツ科の常緑高木でツガに似ているが樹皮は灰色で、針状の葉は短かったりします。

その木材は建築や土木などに利用される事もあります。

まとめ

では、さっそく今回の内容をまとめていきます。

  • 音読み:バイ
  • 訓読み:つが、とが

今回は、「木へんに母」と書いて何て読むの?どういう意味?などをテーマに紹介してきました。

やはり木へんの感じは、樹木や植物の名前に用いられたり、その意味を持っているんですよね。

だから木へんで読めないときは、樹木関係かな?と覚えておくのがオススメ!

 

他にも木へんと〇〇といった組み合わせの感じも紹介しているので、気になった方はぜひ他の記事も見ていってください。

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